背景と被写体を別々に露出制御する - 実践編

[実例]
使用機材
セッティング
  • カメラ
    マニュアル。スポット測光

  • ストロボ 1
    カメラのホットシューに装着。P-TTL マスタ。ハイスピードシンクロ。光量補正0。右から照らす。

  • ストロボ 2
    ライトスタンドに装着。P-TTL スレーブ。光量補正0。左から照らす。
    (スレーブ側はマスタ側に合わせて自動的にハイスピードシンクロする。)

操作
# 「暗すぎる」 とか 「明るすぎる」 とかは自分の好みで判断すること。

  1. 背景をスポット測光してシャッタースピード決定。 (ISO:100, F4.5, 1/4000, 露出補正0, ストロボOFF)

  2. 空を青くしたかったので、シャッタースピードを速くして暗く調整。 (ISO:100, F4.5, 1/6400, 露出補正0, ストロボOFF)

  3. もうちょっと空を青くするために、シャッタースピードをさらに速く調整。 (ISO:100, F4.5, 1/8000, 露出補正0, ストロボOFF)

  4. ストロボを ON して確認。被写体だけが明るくなる。 (ISO:100, F4.5, 1/8000, 露出補正0, ストロボON)

  5. 被写体が明るすぎるのでマイナスに露出補正。被写体だけが暗くなる。 (ISO:100, F4.5, 1/8000, 露出補正-0.7, ストロボON)

  6. 試しにもうちょっとマイナスに補正してみる。やっぱり被写体だけが暗くなる。 (ISO:100, F4.5, 1/8000, 露出補正-1.3, ストロボON)

最後は暗すぎる感じなので、5. の設定で撮る。あるいは好みでもっと明るめにとかご自由に。