ストロボ練習

とんかつソース
645Dでのワイヤレス & ハイスピードシンクロのテスト。
クリップオン側ストロボ : P-TTL ワイヤレスマスタ、ハイスピードシンクロモード
ライトスタンド側 ストロボ : P-TTL ワイヤレススレーブ (特に設定しなくても、自動的にハイスピードシンクロする)
PENTAX 645D + D-FA645 MACRO 90mm + PENTAX AF540FGZII (x2)
楪いのり
背景に光を当てない練習。
カメラ内蔵ストロボ : ワイヤレス コントローラ
ライトスタンド側ストロボ (x2) : P-TTL ワイヤレススレーブ
PENTAX K-3 + DFA MACRO 100mm + PENTAX AF540FGZII (x2)

背景と被写体を別々に露出制御する - 実践編

[実例]
使用機材
セッティング
  • カメラ
    マニュアル。スポット測光

  • ストロボ 1
    カメラのホットシューに装着。P-TTL マスタ。ハイスピードシンクロ。光量補正0。右から照らす。

  • ストロボ 2
    ライトスタンドに装着。P-TTL スレーブ。光量補正0。左から照らす。
    (スレーブ側はマスタ側に合わせて自動的にハイスピードシンクロする。)

操作
# 「暗すぎる」 とか 「明るすぎる」 とかは自分の好みで判断すること。

  1. 背景をスポット測光してシャッタースピード決定。 (ISO:100, F4.5, 1/4000, 露出補正0, ストロボOFF)

  2. 空を青くしたかったので、シャッタースピードを速くして暗く調整。 (ISO:100, F4.5, 1/6400, 露出補正0, ストロボOFF)

  3. もうちょっと空を青くするために、シャッタースピードをさらに速く調整。 (ISO:100, F4.5, 1/8000, 露出補正0, ストロボOFF)

  4. ストロボを ON して確認。被写体だけが明るくなる。 (ISO:100, F4.5, 1/8000, 露出補正0, ストロボON)

  5. 被写体が明るすぎるのでマイナスに露出補正。被写体だけが暗くなる。 (ISO:100, F4.5, 1/8000, 露出補正-0.7, ストロボON)

  6. 試しにもうちょっとマイナスに補正してみる。やっぱり被写体だけが暗くなる。 (ISO:100, F4.5, 1/8000, 露出補正-1.3, ストロボON)

最後は暗すぎる感じなので、5. の設定で撮る。あるいは好みでもっと明るめにとかご自由に。

背景と被写体を別々に露出制御する

今日いろいろ実験していて、自分は今のところこうやる、というだけのメモ。

PENTAX K-3 + PENTAX AF540FGZII で検証。他の組み合わせでどうなるかは不明。

[目的]
ストロボを使用した撮影において、背景と被写体の露出をそれぞれ思い通りに変えたい。

[目標]
  • カメラ側の操作だけでストロボ光量を制御する。
    (ストロボ本体の操作で光量制御するのが面倒なので。)

[条件]
  • 背景にストロボの光が届かないこと。
    (ストロボ光が無視できる程度に十分距離が離れていること。)

  • 被写体の方が暗いこと。
    (背景を希望の露出にした時に、被写体が露出オーバーにならないこと。)

ex. 野外撮影(逆光)、窓の外の景色、etc. 日中でも夜景でも。

[考え方]
背景は、感度、絞り、シャッタースピードで露出制御。
被写体はストロボ光量で露出制御。
マニュアルなら露出補正しても、感度、絞り、シャッタースピードが変わらない。
P-TTL なら、露出補正でストロボ光量が変化する。
→ 露出補正で被写体だけを露出制御できる。

[カメラ設定]
マニュアル

[ストロボ設定]
P-TTL
ハイスピードシンクロ (日中に絞りを開けたいなら)

[撮影手順]
  1. 感度設定
    ISO感度を設定

  2. 被写界深度設定
    絞りを設定。

  3. 背景に露出を合わせる
    シャッタースピードを設定。

    # PENTAX なら、マニュアル時のグリーンボタンを Tv シフトに割り当てとくと楽。
    # グリーンボタンを押すだけ。

    # スポット測光を使うと良い。

  4. 確認
    デジタルプレビューする。

    # PENTAX なら、RAW/Fx ボタンに割り当てとくと楽。
    # RAW/Fx ボタンを押すだけ。

    # デジタルプレビュー機能が無い機種なら、普通にシャッターで撮影して確認。

  5. 調整
    背景は 1.〜3. で調整。
    必要なら ND フィルタとか三脚とか使う。

    # 背景だけ先に調整してしまうなら、その間はストロボ OFF で構わない。
    # 背景の調整が終わったら、ストロボ ON にして 4. に戻る。

    被写体は露出補正で調整。

    調整したら 4. に戻る。
    調整の必要が無かったら 6. へ。

  6. 撮影
    プレビュー画像を保存する。
    あるいはシャッターを切る。

今日のイベント撮影

まどマギ まどか&ほむら
ひなももさん (鹿目まどか)、ましろ*うさぎさん (暁美ほむら)
Fコス@つくばカピオホール
PENTAX 645D + smc PENTAX-D FA 645 1:2.8 55mm AL[IF] SDM AW